〔駅弁〕西明石駅「ひっぱりだこ飯」


今回の駅弁は米子への旅行の際、途中下車した西明石駅にて購入。まだ須磨海浜公園駅が開業していない2007年の春ごろです。ちょうどリニューアルやくもが運転開始された頃なのですが、旅行の行程上、行きも帰りもノーマルなやくもで移動していました。


須磨の海水浴場は非常に有名な夏のスポットですが、少し西へ進んだところにある垂水は漁業の町として知られ、小魚を生姜で煮込んだ「いかなごのくぎ煮」は全国的にも有名ですね。
垂水より少し西へ進むと、明石に到着。明石焼に代表されるタコが有名な街です。
そんなタコを使用した駅弁が、今回レビューする「ひっぱりだこ飯」です。


ではお待たせしました。まず容器から見ていきます。


つぼ

たこつぼをイメージした陶器の容器。数ある弁当の中でもひときわ目立つ陶器の入れ物は十分な存在感があります。

包装紙

続いては上ぶたの写真。包装紙の役割を果たしています。
手描きの明石海峡大橋をバックに、これまた手描きのタコの図柄を大きくアピール。手描きということで味の出る包装紙ではないでしょうか。


ではいよいよ開封です。

内容

(※私のズボンの間に挟んで撮りました。揺れの酷い381系の車内ではこれが限界ですねorz)

上ぶたと透明の紙を外してやると、写真のように食べられる状態になります。
では食しましょう。まずはやはりタコですかね。早速口の中に入れてみます。
・・・2,3回噛んでみました。すると濃いダシの味が口いっぱいに広がり、そのダシと適度に絡まったタコの味が予想以上の旨さ!
歯ごたえ&食べごたえ抜群でした。
続いては、下から見えてきた、食欲をそそられるような茶褐色の白米を口に運びます。さすがですね。白米も全くぬかりありません。濃いダシの味が効いていて非常に美味でした。

あっという間にたこつぼの底が見え隠れ。そんなころに底のほうから丸いものを発見。こちらの写真はありませんが、ちょっとしたおまけのようです。
練り物のだんごでしょうか。ひとまず口に入れてみましょう。
こちらはダシで炊いたものではなく、ごま油風味の味がしました。お惣菜で食べたことのありそうな味なんですが、良い表現が見つかりません…。


〜まとめ〜

早足にレビューを進めてまいりましたが、まとめさせていただくと「うまい!」の一言に尽きますね。
最後のほうにある「おまけ」の存在など、ユニークな演出にもプラスポイント。
実際に食してからこのページでの執筆にいたるまでは約一年空きましたので、流石に味の記憶が薄れつつある状態での執筆でした。それでもこれだけ書けるということは、それだけ心に残るようなおいしさだったのではないかと。
濃い味付けが好きな方は満足できる一品です。ぜひ一度食してみてください。

最後になりましたが、このレビューを見ていただき、誠にありがとうございました。



 

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